富山県内にはあす30日も熱中症警戒アラートが発表されています。
高気圧に覆われた県内は晴れて気温が上がり、午後3時までの最高気温は、富山空港で35.3度、富山市で34.4度など富山空港では12日連続の猛暑日に、その他の観測地点で真夏日となりました。
30日も熱中症のリスクが高まっているとして、県内には4日連続で熱中症警戒アラートが発表され、冷房の適切な使用やこまめな水分・塩分補給など引き続き熱中症対策が必要です。
連日の暑さで、28日午後富山地方鉄道市内電車のレールが歪み、一部区間で運転を見合わせていましたが、28日夜に運転が再開され、29日は通常通り運行されています。
そして、県内では29日50代から80代の男女8人が、熱中症とみられる症状で救急搬送されました。
うち5人が中等症です。
また、28日夕方、立山町の畑で92歳の女性が倒れているのが発見され、警察では暑さが原因の可能性もあるとみて、司法解剖を行い死因を調べています。
10日間予報で見ていくと、来週火曜ごろまでは雨の予報出ていません。
ただ、来週水曜から高気圧の勢力がようやく弱まります。
雲が広がりやすくなり、木曜はまとまった雨が期待できそうです。
これまでは高気圧の中心が列島にあり、日照り状態が続きましたが、来週以降の傾向として南の海上に高気圧の中心が変わるので県内は比較的雲が広がりやすく、雨も期待できそうです。