宮崎県宮崎市の繁華街ニシタチなどに多く設置されているデジタルサイネージのガイドラインの策定を目指し、28日に官民が連携した連絡会議が開かれました。
ガイドライン策定に取り組むのは、ニシタチまちづくり協同組合や宮崎北警察署などで作る連絡会議です。
宮崎市の屋外広告物条例では、デジタルサイネージについて音や光の規定が無い事から、南九州大学短期大学部の呉海鍾教授などが協力し、ガイドラインの策定を進めています。
ガイドラインの素案では、JR宮崎駅周辺やニシタチなど地域ごとに運用方法を設定。
市の公害防止条例などを参考に音量は65デシベル以下とし、デジタルサイネージの休止時間も設定されています。
(宮崎市の担当者)
「ニシタチは夜遅くまで開いてるお店が多いところから休止時間は深夜1時から朝方9時までこの時間帯は使わないで下さいと基準を設けます」
これまでの会議で示された意見を参考に、宮崎市では近くガイドラインを公表し、音や光の規定に基づく適切なデジタルサイネージの運用を呼びかけたいとしています。