日本の夏の風物詩、花火大会が各地で開かれていますが、この文化を後世に残そうと、大手ビールメーカーが全国の自治体を支援しています。

27日、富山県射水市の海王丸パークでは、富山新港花火大会が開かれ、訪れた人がおよそ2000発の花火を楽しみました。

花火大会の目玉のひとつ、ナイアガラ花火は新湊大橋から降り注ぐ、世界最大級の落差が見ものです。

近年、春の花見や、夏の花火大会が人口減少や資金不足などの理由で消失の危機にさらされているとして、キリンビールは、売り上げの一部を寄付し、支援するプロジェクトに取り組んでいて富山新港花火も対象となりました。

*射水市観光まつづくり課 綿谷歩汰さん
「どこの花火大会も財政状況が厳しい。晴れ風ACTIONに選出されてありがたい。来場者が安心安全に楽しめるように警備費にあてたい」

県内では来月2日に魚津市で開かれる花火大会も支援の対象に選ばれています。

富山テレビ
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