北海道マラソン事務局は7月28日、8月31日(日)に開催するMGCシリーズ2025-26(男子G2/女子G2)「北海道マラソン2025」(北海道札幌市大通公園発着)の招待競技者を発表しました。
男子は東京五輪男子マラソン代表の服部勇馬選手(トヨタ自動車・31歳)や、2022年大会で大学生ながらマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)出場権を獲得した柏優吾選手(コニカミノルタ・25歳)ら、8選手を招待競技者として発表しました。
◇柏優吾選手のコメント
「今大会はMGCの出場権が絡んでいます。大学4年生の時に日本人トップで完走させていただいたレースで縁起が良い大会です。もう一度北海道マラソンで(MGC出場権を)勝ち取りたいという思いから、今回北海道マラソンを選びました。(目標は)最低限、MGC出場権を獲得したい。優勝を狙いたい。簡単ではないがしっかり北海道マラソンに向けて状態を整えていきたい」
◇男子・招待競技者
柏優吾(コニカミノルタ) サイモン カリウキ(戸上電機製作所) 作田将希(JR東日本) 山口武(スズキ) パトリック マゼンゲ ワンブィ(NTT西日本) 安井雄一(トヨタ田原) 服部勇馬(トヨタ自動車) 森井勇磨(京都陸協)
また女子は2時間20分03秒の自己ベストタイムを持つ、カプチッチ セリー チェピエゴ選手(九電工・39歳)、2024年大会5位の光恒悠里選手(日立・27歳)、竹山楓菜選手(センコー・29歳)ら5選手を招待競技者として発表しました。
◇女子・招待競技者
カプチッチ セリー チェピエゴ(九電工) 光恒悠里(日立) 竹山楓菜(センコー) 永友優雅(メモリード) 池内彩乃(デンソー)
「北海道マラソン2025」は、2028年ロサンゼルス五輪に繋がるMGCシリーズで男女ともG2に位置づけられています。2027年秋開催予定、MGCの出場権がかかるレースとなっており、日本人3位以上かつ、男子は2時間12分00秒以内、女子は2時間32分00秒以内でフィニッシュすればMGC出場権を獲得できます。
コースはTOKYO2020でキプチョゲや大迫傑、一山麻緒らが駆け抜けた札幌の五輪マラソンコースと重なります。過去には谷口浩美、有森裕子、山口衛里、前田穂南、鈴木亜由子など多くのオリンピアン、名ランナーを輩出してきた大会です。今大会はロス五輪へと繋がる注目の夏マラソンとなります。
また視覚障がい者の部や同時開催の「はまなす車いすマラソン」にはパラアスリートも参戦。市民ランナー含め約2万人が札幌の街を駆け抜ける予定です。
レースの模様はUHB北海道文化放送「カネカスポーツスペシャル 北海道マラソン2025」で、8月31日(日)朝8時25分から生中継(北海道ローカル)。さらにBSフジでも朝8時28分から生中継します。