花火大会にも値上げの波が広がっています。
帝国データバンクによりますと、2025年の夏に開かれる106の主な花火大会のうち、約8割にあたる83の大会で有料の観覧席が導入され、うち42の大会で料金が値上げされたということです。
「一般席」の平均価格は前の年から1.8%上昇し5227円となったほか、面積を広く確保するなどした「プレミアム席」の平均は3万6193円と、7.2%上昇しました。
帝国データバンクは、警備員の人件費や花火の費用負担が増え、有料開催に踏み切るケースが多くなった一方で、有料席の価格設定では二極化が進んでいると分析しています。