7月20日に投開票された参院選の結果を受け、自民党新潟県連は7月25日、三役会議を開き、石破首相の退陣を要求することを決めました。

参院選・新潟選挙区では立憲民主党の現職・打越さく良さんが再選を果たし、自民党の新人・中村真衣さんは約1万票の僅差で敗れ、議席奪還とはなりませんでした。

去年の衆院選に続き大敗を喫し、衆参両院で与党として過半数割れする事態となっている自民党。

参院選後、県内の党員からも石破首相の退陣を求める声が上がっていた中、25日、自民党県連は三役会議を開きました。

そこで決まったのが、石破首相の退陣を求める申し入れです。

【自民党県連 岩村良一 幹事長】
「私どもは衆参含めて選挙で大敗し、過半数を割った。地方の意見として退陣要求をさせていただくということを決めた」

県連には県議会や市議会議員のほか、各支部からも退陣を求める声が上がっていて、これまでにこうした意見に反対する声はないといいます。

【自民党県連 岩村良一 幹事長】
「やっぱり責任の所在というものは、過去においても明らかにされてきた。そういう意味では、この選挙結果を見てそういうふうに(退陣が必要と)思われる方々が多数であるので、私たちは正直なところを文面にした」

石破首相の退陣をめぐっては、自民党のほかの県連からも要望が出されていて、県連は25日午後に申し入れ書を郵送で党本部に送ったということです。

NST新潟総合テレビ
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