旭川家具づくりのノウハウを活用し北海道産木材で作った洋酒用の樽が販売されることとなり、7月25日、札幌市で発表会が開かれました。
ずらりと並んだ木製の樽。
ナラやサクラなど12種類ある北海道産の広葉樹を使っています。
この樽を作ったのは旭川家具のカンディハウスと北海道産材の活用に取り組んでいる企業が共同で設立した北海道バレル。
北海道でウイスキーなどの蒸留所が増える中、樽に目を付けました。
「それぞれの樽に焼酎を詰めて1ヶ月ほど寝かせたものです。香り・色・味それぞれ異なる味に仕上がったということです」(向田陽一記者)
「ナラやサクラ以外は世界でどこも樽を作っていない。味も経験したことがない、そこが一番可能性が高い」(北海道バレル 藤田哲也会長)
樽は2.5リットルと30リットルの2種類で、受注生産で販売していくということです。