高知大学と全国にスーパーなどを展開するイオンが、互いの知識や経験を防災に生かそうと協定を結びました。

高知大学で行われた連携協定締結式には、高知大学の受田浩之学長や、イオンの渡邉廣之副社長らが出席。協定には、防災に関する研究や人材育成、CO2削減などの環境問題に連携して取り組むことなど、5つの事項が盛り込まれています。

イオンは顧客や職員の安全を確保するため、年2回、防災訓練をグループ全体で行っています。

これまでイオンが取り組んできた訓練の成果を、高知大学が行っている南海トラフ地震の研究に生かすことで、防災モデルを構築し、地域社会に貢献するのが狙いです。

イオン・渡邉廣之 執行役副社長:
「私どもは地域に多くのお店を抱えております。特にこの高知県ですと、イオンモール高知が地域の避難所に指定されておりますが、これの安全安心を学術的にしっかりと検証していただいて、地域の防災拠点になることを目指していけると確信しております」

両者は既に共同の防災訓練などを実施していて、今後も連携を深めていくということです。

高知さんさんテレビ
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