参議院議員選挙で大敗したことを受け、自民党富山県連 青年局は石破総理や、党執行部の早期退陣を求める緊急の申し入れを行いました。

また、若年層の支持離れが顕著だとして、支持獲得のための抜本的な改革を求めました。

これは25日自民党県連の鹿熊正一副会長と瀬川侑希 青年局長が会見を開き明らかにしたものです。

*自民党県連 瀬川侑希青年局長
「選挙結果の検証、総括を速やかに行った上で責任をとることを求める」

参院選を巡っては、富山選挙区で自民党現職の堂故茂さんが国民民主党新人の庭田幸恵さんに敗れ議席を失ったほか、参議院全体では自民・公明の与党の議席が過半数を下回る歴史的大敗に終わっていました。

申し入れでは、「石破総理や執行部は責任を重く認識すべき」だとして、選挙結果の検証、総括を速やかに行った上で早期に退陣することを求めています。

また、特に10代から40代の若年層の支持離れが顕著だとして、幅広い世代の意見を政策に反映する体制への転換など、支持獲得のための抜本的な改革を求めています。

*自民党県連 瀬川侑希青年局長
「特に私たち世代の支持が離れていることに青年局が危機感を持っていて、退陣を迫るだけではなく、どう改革を進めていくのかフォーカスを当ててほしい」

自民党県連では今月23日の常任総務会で石破総理の退陣を求めることをすでに申し合わせていて、青年局の申し入れを受け、橘慶一郎前県連会長に対し、総裁や党執行部に伝えるよう要請したということです。

富山テレビ
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