安定資産の一つとして注目が高まる「金」。
その価格が過去最高値を更新する中、福岡市・天神で豪華絢爛な「大黄金展」が始まりました。
黄金のご本尊など、金の仏具を揃えた総額約2億円の仏壇やー。
3300万円相当、輝く黄金のミロのヴィーナスなどー。
25日から、大丸福岡天神店で始まった「大黄金展」では、1000点以上の金製品が展示販売されています。
中でも圧倒的な存在感で会場を魅了していたのは…
高さ2m、総額1億1000万円!
黄金のゴジラが九州初上陸です。
◆来場客
「すごい目の保養になりました、冥途の土産になった」
中でも最も高額な商品は、昭和元年から100年の節目を記念した、大判。
約20キロの純金が使用されています。
その気になる価格はー。
◆SGC 江頭愼吾さん
「7億2600万円となっております。」
◆記者リポート
「7億円!?すごい価格ですね。こちらは購入できる?」
◆SGC 江頭愼吾さん
「もちろんご用命とあればご用意させていただきます。」
さらに、素手で「金の重さ」を体験できるコーナーも。
◆記者リポート
「ちょっと緊張しますね…あ、重たい!全然持ち上がらない!」
◆SGC 江頭愼吾さん
「これで約12キロございます。金の重さに触れていただくいい機会かと思います」
不安定な世界情勢を背景に、「安定資産」として価格が高騰している「金」。
23日に発表された1グラム当たりの店頭小売価格は、1万7875円と、過去最高値を更新しました。
今後、「トランプ関税」などの影響でアメリカのインフレが加速すれば、さらに金の価格が高騰する可能性もあると言います。
◆SGC 江頭愼吾さん
「金はインフレに強い商材。物価が高くなれば価値は上がる。全財産を注ぎ込むのではなく、一部を金として持っておくと、楽しみながら財産として残すことができる」
1万円台の手に取りやすい小物から億超えの金製品まで揃うこの大黄金展は、8月3日まで開催されています。