ザーザー降りの雨が降る鹿児島・奄美市。
車を激しくたたきつけています。

台風の湿った空気の影響で、大荒れの空模様となっています。

鹿児島県には25日夜遅くから26日の夜遅くまで、線状降水帯の発生が予測されています。

強風域に入った沖縄県。
糸満市の喜屋武岬に白波が次々と押し寄せています。

24日、台風8号に加え、台風9号が発生。
ダブル台風です。

26日からは台風8号が沖縄に接近する予想です。

週明けにかけて再び雨が強まり、大雨が長引く可能性があり注意が必要です。

一方で、列島は命に関わる災害級の暑さが続いています。

群馬・桐生市では39.1度を観測。
関東で2025年最も高い気温です。

午後2時過ぎの福島駅前では、駅前の気温計が40.1度を指していました。

そして宮城・仙台市も猛暑日となりました。

この暑さで街にはある異変が。
市内にある公園では、暑さのせいか、夏休みに入ったはずの子供の姿がありません。

道具はやけどする熱さとなり、公園遊びができません。

その子供たちは冷たいかき氷に夢中でした。

東京都心も15日ぶりに危険な暑さが復活。
猛暑日となる35.1度まで気温が上昇し、都内では熱中症で55人が搬送されました。

2024年、約91万人が訪れた夏の風物詩「隅田川花火大会」が26日に開催されます。

26日の都心は、予想最高気温が35度。
花火大会が行われる午後7時台も30度前後の気温が予想され、暑くなる見込みです。

花火大会に行くという女性は「冷たい風が出る扇風機にしようと思って、これを熱中症対策として、ことし買いました」と話しました。

一方で、暑さの影響で大気の状態が非常に不安定になっています。

午後2時前の福島・泉崎村では、雷とともに横殴りの雨、そして、ひょうやあられが降っていました。

山梨・笛吹市から見た山梨市方面には、巨大な雨柱が出現していました。

関東甲信では、これから帰宅時間帯にかけ、ゲリラ雷雨に注意が必要です。

FNN
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