秋田県横手市で25日、夏休み中の子どもたちが実際に機械に触れながら建設関連の仕事について学びました。

道路の幅を広げる工事が進められている横手市の工事現場を訪れたのは、市内の小中学生27人。夏休みを利用して建設関連の仕事を学びます。

子どもたちは、工事現場で使われる機械を実際に操作し土砂を運搬。難しさを体感した一方で、楽しさや面白さを感じたようです。

参加した児童は「レバーを引くところが難しかった。動いたり回ったりするところが格好良かった」「すくうところが楽しかった。将来なってみたい」と話していました。

また、現場で活躍する平鹿建設業協会女性部「SAKURA」の会員7人が、子どもたちに仕事内容を説明しながら「力は必要なく誰でも活躍できる」と強調しました。

女性従業員は「今では女性や力のない人でも楽しく働ける現場になってきている。建設業に興味があれば従事してほしい」と呼びかけています。

子どもたちは河川の工事現場にも足を運んで橋を点検するなど、重要なインフラを守る建設業に関心を示していました。

秋田テレビ
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