630人もの死者・行方不明者を出した諫早大水害から25日で68年です。

氾濫した本明川の近くで25日、法要が営まれ犠牲者を悼みました。

法要は諫早市の本明川沿いにある高城公園で行われ、水害の体験者や諫早仏教連合会の関係者、大久保潔重市長など約40人が参列しました。

68年前の1957年7月25日、1日で588mmを記録する集中豪雨が諫早地域を襲いました。

本明川をはじめとする市内全ての河川が氾濫して土砂崩れも発生し、死者・行方不明者は630人にのぼります。

当時、高校1年生だった男性は自宅が浸水する被害を受けたといいます。

高校1年生のときに被災した人
「(道路に)ブタやウシはいるし、ヘビもおるし、人間もおるし、亡くなった方が。今でもそれは絶対に忘れることはないです」

本明川の一帯では25日夜8時から犠牲者を追悼する「万灯川まつり」が行われます。

テレビ長崎
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