野村ホールディングスは24日、小学生を対象にした金融教育のイベントを開催した。
参加者は、消しゴムを海外から購入する立場となり、サイコロの出た目に応じて為替レートが変わる中、いつ輸入すると良いかを考えることで為替変動を学ぶ体験プログラム。
参加した女の子は「海外の通貨とかいろんなことが学べてよかった」と感想を述べた。
女の子の母親も「わかりやすい説明と、消しゴムを買うという身近な行動から円高円安を一生懸命考えていたので良い機会になった」と喜びの声を上げていた。
日本証券業協会によると、全金融機関のNISAでの新規買付額は、2025年3月末時点までの累計で約59.2兆円にのぼり、2014年の約10倍になった。
個人投資を拡大するために金融教育の重要性が叫ばれる中、野村ホールディングスの稲井田洋右執行役員は「今回の機会を通じてお金や経済は何かを学んでもらい、子供の時からなじみを持ってお金で失敗しない大人になってほしい」とイベントの狙いを語った。