達増知事は7月24日に石川県の馳浩知事と面会し震災を経験した岩手県と石川県が復旧・復興の課程を共有し、両県が防災対策や観光振興などに協力して取り組むための連携協定を結びました。

県庁には24日石川県の馳浩知事が訪れ達増知事と面会しました。

そして知事それぞれが「震災復興等に関する協定」の協定書に署名をしました。

この協定は東日本大震災を経験した岩手県、そして2024年の元日に発生した能登半島地震の被害を受けた石川県が互いに防災対策などに取り組むことを目的としています。

協定には震災からの復旧や復興の課程を共有し合い、両県の災害対応のあり方に反映することのほか、文化や景観を互いにPRし観光振興につなげていくことなども盛り込まれています。

馳浩石川県知事
「岩手県が取り組んだインフラだけではなく被災住民への支援、つぶさに学ばせていただいて石川県民のために良いと思われることはどんどんやっていかなければならない」

達増知事
「石川県の復興のビジョンを話していると岩手と共通するところがかなりある。今回この意義ある協定に至ったところ」

石川県がこの協定を結ぶのは東北では岩手が初めてで、馳知事は今後「宮城・福島との協定も検討したい」との考えを示しています。

岩手めんこいテレビ
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