2025年3月、教え子にわいせつな行為をしたとして、不同意わいせつの罪に問われている元小学校教諭の30代の男に対し、那覇地方裁判所は懲役2年6か月を言い渡しました。
この裁判は2025年3月、当時沖縄県内の小学校に勤務していた元教諭の30代の男が、教え子にわいせつな行為をしたとして、不同意わいせつの罪に問われているものです。
これまでの裁判で元教諭の男は起訴内容を認めたものの、犯行の詳しい部分は「覚えていない」などと述べていて、検察側は「被告は無責任な態度で犯行を省みることを拒否し、再犯のおそれが相当大きい」などとして、懲役3年6か月を求刑していました。
24日に開かれた裁判で、那覇地方裁判所の田邊将高裁判官は「被告人が教諭という立場や被害者からの信頼を悪用した卑劣な犯行で、被害者の性的自由を大きく侵害する悪質なもの」として、元教諭の男に対し、懲役2年6か月の実刑判決を言い渡しました。