暑い日にぴったりのメニューです。長野市中条などの郷土料理「おぶっこ」は、みそベースのスープで太い麺とたっぷりの野菜を煮込んだあつあつの料理ですが、道の駅では夏限定で「冷やしおぶっこ」を販売しています。どんなふうにアレンジしているのでしょうか。
7月24日も最高気温35.8℃と5日連続で猛暑日となった長野市。厳しい暑さが続いています。
そうした中、長野市中条の道の駅では、暑い日にぴったりのアレンジメニューを提供しています。
平たい麺を水でしめ、ナスやトマトなど夏野菜をトッピング。それをみそベースの冷たいつけ汁につけて。
松本市から:
「みそ味で夏野菜もいっぱい入っていて、とってもおいしい。外が暑かったので、ちょうどいい」
7月11日から提供している「冷やしおぶっこ」です。
「おぶっこ」は、みそベースのスープで太い麺とたっぷりの野菜を煮込んだ料理で、長野市中条など西山地域の郷土料理です。
道の駅のレストランでは1番人気のメニューですが、「あつあつ」だけに夏になると売り上げが落ち込んでいました。
そこでー
道の駅 中条・横畑輝駅長:
「夏にもおぶっこを食べてほしい、冷やして夏でも食べやすいおぶっこを開発できないかと」
試行錯誤を重ねて完成したのが「冷やしおぶっこ」です。
うまみを感じてもらおうと麺は昆布のだしにつけています。みそベースのつけ汁には、かぼちゃのペーストがたっぷりと入っています。
(記者リポート)
「かぼちゃとみそのスープに平たい麺がよく合い、とてもおいしいです。野菜もたっぷりで冷たくて、さっぱりとしています」
長野市から:
「たっぷり夏野菜が入っていてみそスープが味を引き立てておいしい。普段は熱いおぶっこを食べているがこれもまたいいかな、おいしい」
道の駅 中条・横畑輝駅長:
「夏の暑い時期に冷たいおぶっこを食べて、郷土料理でもあるおぶっこを1人でも多くの人に知ってもらうきっかけになれば」
郷土料理をアレンジした夏にぴったりの「冷やしおぶっこ」。9月ごろまでの販売を予定しています。
レストランでは他にも西山大豆のみそに漬けたチャーシューを使ったどんぶりなどの新メニューも提供しています。