本格的な海水浴シーズンに突入していますが、海に優しいビーチサンダルが登場です。
日本有数の人気ビーチ・湘南。
日本から毎年数万トンのプラスチックごみが海に排出されていると推計されています。
神奈川・藤沢市の海岸でも、2024年1年間にビニール袋やペットボトル、ビーチサンダルなどのごみが少なくとも580トン近く回収されています。
こうした中、地元・藤沢市の会社が日本初の技術で2024年に開発に成功したのが、地球にやさしいビーチサンダル、湘南ビーサン「SIX LINE®」。
価格の安いプラスチック製のビーチサンダルは、海のごみとして環境汚染の原因のひとつになっていますが、今回開発されたビーチサンダルは、天然ゴムの中に微生物の働きを促す成分が入っていて、海で流されても数年かけて分解されるため、海にごみとして残らないということです。
株式会社まちプロ 代表取締役・大槻洋さん:
(私も)小さいころからサーフィンをやっているんですけど、(サンダルを)波打ち際に脱いでサーフィンとか海で遊んでいる間に流されちゃう。これは本当によくあること。環境に悪いから、なんとかしなきゃいけない。
値段は、国産にこだわったため3500円からと少しお高めですが、分厚くて弾力性もある履き心地だそうです。
現在はオンラインサイトなどでの販売ですが、8月からは藤沢市のふるさと納税の返礼品としても各サイトに出品される予定です。
ビーチサンダルは実は日本発祥で、日本生まれの商品で海に優しい取り組みが始まっています。