新潟市の多くの小学校では、24日から夏休みです。子どもたちからは、それぞれに立てた計画を楽しみにする声が聞かれました。その一方で大人たちの夏休みは発散と我慢の二分化が進んでいるようです。
新潟市中央区の上山小学校では23日、夏休み前最後の全校朝会が行われ、先生から夏休み中の過ごし方などについて児童に伝えられました。
その後教室に戻った児童たちは、事故に合わないための注意点について確認します。
「かき氷の『か』 川や海の事故に気を付けよう」
1年生にとっては小学生になって初めての夏休み。
児童たちはすでに待ちきれない様子です。
【小学1年生】
「スイカを食べたい。あと誕生日があるから誕生日が楽しみ」
「自由研究とかしたい」
「(どこに行きたい?)USJ。ミニオンパークで新アトラクションしたい」
児童たちは思い思いの夏休みの予定を立てていました。
【担任】
「元気に充実した夏休みにしてください」
【児童】
「はーい!」
一方、大人たちは…
【記者リポート】
「子どもたちは夏休みに入りますが、一方で大人たちはどういった休みを過ごすのでしょうか」
【街の人】
「海外に、ベトナムに4日間行く予定」
「何回か行っているが万博、よかったのでもう1.2回くらい行ってみたい」
この夏休みで旅行を予定している人がいる一方で…
【街の人】
「暑いので、もう毎日家でプールをしたりとか子どもたちと一緒に過ごそうかなと思っている」
「出かけても近場、県内に出かけようかな」
節約傾向の人も見られます。
大手生命保険会社が実施した調査では、夏休みに使う予算について、増やす人は1.5倍増やし、減らす人は逆に1.5倍減らしているという結果に。
長引く物価高で「発散の夏派」と「我慢の夏派」二分化が鮮明になっているようです。