夏休み中の子供たちに防災への意識を高めてもらおうと、避難場所までのルートを考えるワークショップが福岡県北九州市で開かれました。
◆記者リポート
「子供たちが一生懸命机に向かっていますが、色塗りをしているのは『地図』です」
北九州市小倉南区の児童館で開かれた防災について考えるワークショップには、小学生40人が参加し、『逃げ地図』と呼ばれる地図を制作しました。
「逃げ地図」は、避難場所までの安全なルートや時間を色で直感的に示したものです。
◆講師
「紫川が氾濫するかもしれないよね。どんどん水が来るかもしれないよね。みんな水が来たどうする?」
“大雨で紫川が氾濫し洪水が起きた”という想定で地図を作成した子供たちは、児童館から避難場所までの道のりをひもを使って距離を測り、徒歩で3分ごとに道を色分けしながら塗っていきました。
◆ワークショップに参加した子供
「逃げ地図とかをおうちでも作って、違うことも勉強したいです」
◆ワークショップに参加した子供
「逃げる道もわかったし、避難場所もわかりました」
子供たちにとって防災意識を高める夏休みの1日になったようです。