地域ぐるみで取り組む子育て支援の一環として、福岡県北九州市は22日、市内の企業や団体の協力を得て夏休みの職業体験会を開催すると発表しました。
◆北九州市 武内和久市長
「リアルな場ですよ。作られた場でなくて、リアルな場で職業体験ができるという、これが“北九州方式”です」
「まちごと職業体験」と銘打ったこのイベントは、市内の小学1年から中学3年の子供たちに夏休みの思い出を作ってもらうのが目的で、航空会社や放送局、警察など市内11の企業団体の協力を得て、実際の現場で仕事を体験することが出来ます。
既に抽選で選ばれた114人の参加が決まっていますが、市は、好評に応えて市長の仕事など新たな体験を加えて、23日からホームページで追加募集を予定しています。
この取り組みは市が地域と連携して進める子育て支援策の一環で、夏休み期間にはこの他にも、病気や障害で外出が難しい子供たちを対象にした、大阪万博のバーチャル体験会が予定されています。