21日、広島市南区の自宅で同居する89歳の母親に暴行を加えけがをさせた疑いで息子が逮捕されました。母親は死亡しています。
警察によりますと広島市南区皆実町に住む松野敏之容疑者(60)は21日午後5時から8時の間、自宅で同居していた母、川島宏子さん(89)に対し背中を殴ったり左足を蹴ったりしてけがをさせた疑いがもたれています。
川島さんを訪問介護している関係者が松野容疑者から「意識がなく冷たくなっている」と聞き消防に通報して事件が発覚、川島さんはベッドの上で死亡した状態で見つかりました。
松野容疑者は川島さんと2人暮らしで警察の調べに対し容疑を認め「ずっと介護をしていて口論になった」という趣旨の話をしているということです。