岡山市出身のオリンピックメダリストで日本陸連の会長に就任した有森裕子さんを称えようと、岡山市は市民栄誉賞を授与することを発表しました。
（岡山市 大森雅夫市長）
「これまでの有森さんの功績に対し、岡山市市民栄誉賞を授与することを決定した」
岡山市の大森市長が７月２２日の定例会見で発表しました。
有森さんは岡山市出身の５８歳。１９９２年のバルセロナ五輪女子マラソンで銀メダル、１９９６年のアトランタ五輪で銅メダルを獲得しました。引退後はおかやまマラソンのスペシャルアンバサダーとして活躍するほか、６月、女性として初めて、オリンピック経験者としても初となる日本陸連の会長に選出されました。
受賞決定を受け、有森さんは、「多くの岡山市民の皆様に、スポーツの必要性や素晴らしさ、スポーツが持つ意味・意義を伝えることができるようこれからも取り組んでまいります」とコメントしています。
岡山市市民栄誉賞は２０２４年のパリ五輪・体操で３つの金メダルを獲得した岡山市出身の岡慎之助選手に初めて贈られていて、有森さんで２人目です。授与式は２０２５年秋を予定しています。
