被爆80年となる原爆の日を前に平和の継承を誓う「碑前祭」が行われ、子どもたちが「原爆の子の像」に折り鶴を捧げました。


「碑前祭」は熱中症対策のため去年に引き続き屋内の会場に変更して実施され、広島市内の小中学校からおよそ400人の児童・生徒が参加しました。

≪黙とう≫

「碑前祭」は2歳の時に被爆し、回復を祈り亡くなるまで折り鶴を折り続けた「原爆の子の像」のモデル・佐々木禎子さんが在籍していた幟町中学校が主催しています。

幟町中学校区にある3つの小学校の児童が平和活動を発表したり、平和を誓うアピール文を紹介。

「碑前祭」のあと児童や生徒が持参した折り鶴は生徒代表の手で「原爆の子の像」へ捧げられました。

【中学生は】
「核兵器を使うのはよくないことなので核兵器ではなく言葉で解決する方向に向かっていけたらなと思います」

テレビ新広島
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