国内で唯一現存し愛媛県愛南町で公開されている旧日本軍の戦闘機「紫電改」。展示館のリニューアルに伴い、県がクラウドファンディングで寄付を募っていて、達成率は22日時点で70%を超えています。

「紫電改」は1979年に愛南町の久良湾から引き揚げられ、国内で唯一現存。7月に国内で13例目となる「重要航空遺産」に認定されました。

愛南町にある展示館は老朽化が進みリニューアルされることになっていて、「紫電改」の移設に約4800万円の費用が必要となっています。

このため県は7月1日から、ふるさと納税型のクラウドファンディングを始めていて、寄付を呼びかけています。

中村知事:
「第一目標の1000万。これについては(開始)3日で達成いたしました。移設作業の成功のため、また紫電改を未来に伝えて戦争の記憶と恒久平和の大切さを後世につなぐため、さらに引き続きのご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます」

県によりますと、22日午前10時時点で1146人から2689万円の寄付が集まっていて、最終の目標額3800万円までの達成率は70%になっています。

受け付けの期間は9月5日まで。愛媛県外の在住者には県産真珠付きの「紫電改バッジ」などの返礼品も用意されています。

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テレビ愛媛
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