「1票の格差」を是正しないまま行われたおととい=20日の参議院議員選挙は憲法違反だとして、弁護士グループらが選挙の無効を求める訴えを起こしました。
訴状などによると、おととい=7月20日に投開票が行われた参院選では、去年9月時点での有権者数に基づく1票の格差は最大で約3.102倍となっています。
この状況について、近畿2府4県の有権者6人は憲法に違反しているとして、大阪高等裁判所に選挙の無効を求める訴えを起こしました。
【原告の代理人・升永英俊弁護士】
「日本がこれだけ停滞している原因のひとつが」
「人口比例選挙ではないという可能性がある」
前回の参院選(1票の格差:最大3.03倍)をめぐっては、最高裁判所が「合憲」と判断するも、選挙制度の見直しについて指摘しています。