8度目の日米関税交渉に臨むため、赤沢経済再生担当相が日本時間21日午後11時過ぎ、アメリカ・ワシントンに到着しました。
トランプ政権が相互関税引き上げを発動する8月1日を見据え、合意への道筋を探ります。
赤沢経済再生相:
国益をかけた交渉ですので、選挙で勝ったとか負けたとか関係ありません。
赤沢大臣のワシントン訪問は約3週間ぶり、今回で8回目となります。
現地時間の21日から23日までの滞在を予定していますが、交渉を主導するベッセント財務長官やラトニック商務長官らとの具体的な協議日程は明らかにされていません。
アメリカのトランプ政権による相互関税の引き上げが8月1日に迫る中、交渉は正念場を迎えます。
一方、ベッセント長官はさきほどCNBCテレビに出演し、参院選の結果による関税交渉への影響について「優先すべきは日本政府の事情ではなく、アメリカ国民にとって最善の合意をすることだ」と述べ、交渉におけるアメリカの立場を強調しました。