参議院議員選挙・山形県選挙区では無所属の現職・芳賀道也氏が2回目の当選を決めた。
(バンザイ)
参院選県選挙区は、1つの改選議席を5人の候補者が争った。
事実上の与野党一騎打ちとなる中、無所属・現職の芳賀道也氏が自民・新人の大内理加氏におよそ54000票の差をつけ2回目の当選を決めた。
芳賀道也氏「こんなに県民の反響が大きい選挙はなかった。県民の思いをかなえなければならない。なんとかする。そのために全力をつくすことを約束する」
一方で3年前の参院選に続き落選となった大内氏。
大物議員が次々と山形入りした他、県内24の市町村長の推薦を受けるなど組織力を生かした選挙戦を展開したが及ばなかった。
大内理加氏「ずっと変わらず支えてくれた皆様に心から感謝申し上げる。貴重な一票を投じてくれた皆さんに本当に申し訳なく思う」
市町村別で見てみると、大内氏が最も多く得票を得たのは、朝日町や最上町、真室川町など4町2村だけで、その他の市町村では芳賀氏に軍配が上がるなど、ほぼ全域で支持を集めた。
当選から一夜明け、芳賀氏は山形市内の街頭に立ち、一票を託してくれた有権者に感謝を伝えた。
その後、事務所で再選を伝える朝刊の記事を読み、改めて2期目への思いを新たにしていた。
芳賀道也氏「きのうの夜から現実じゃない感じ。ようやく議席が守れたと実感できた」
確定投票率は62.55パーセントで、前回から0.68ポイント上昇した。
また、前回に続き全国の都道府県で最も高い投票率となった。