参院選が20日投開票され、新潟選挙区では立憲民主党の現職・打越さく良さんが43万8000票を獲得し再選を果たしました。
20日、参議院選挙が投開票され、立憲民主党の現職・打越さく良さんが約43万8000票を獲得して再選を果たしました。
2期目を目指した打越さんは、県選出の衆院議員や野田代表など党の全面バックアップ、そして野党各党の支援を受けて選挙戦を戦い抜きました。
【打越さく良氏】
「物価高の中で苦しい県民の暮らしの声に耳を傾けない、そんな自民党政治を終わらせたい、その県民の怒りの勝利でございます」
一方、自民党の新人中村真衣さんは元競泳・オリンピックメダリストとしての知名度を武器に追い上げましたが、自民党への逆風も影響し、及びませんでした。
【中村真衣氏】
「この半年間県内を回らせていただきまして、多くの県民の皆様のお声をいただき、その県民の皆様の声をしっかりと国政に届けられるように全力で頑張ってきたが、とても残念な結果になってしまった」
当選から一夜明け、事務所で新聞を広げ結果について振り返った打越さん。
【打越さく良氏】
「しみじみ本当に恵まれているなと思って駆け抜けることができました」
参政党に多くの票が流れたことについては「十分に受け皿になれていなかった結果」と分析したうえで、2期目への意気込みを新たにしていました。
【打越さく良氏】
「物価高で苦しい新潟県民の思い、農業を頑張っている生産者、1次産業の方たちの声に寄り添っていないのではないかということが、こうした結果になったと思うので、その声をしっかり与党・自民党に対して対峙していかなければ」
今回の投票率は前回3年前を6.35ポイント上回り、61.67％となっています。
