コンビニのチャーハンや炒め物の話題、その「作り手」に注目です。
コンビニ大手のローソンで22日から提供されるチャーハンや野菜炒め。
その調理風景を見てみますと、作っているのは人間ではなく調理ロボットです。
東京・豊島区の店舗で試験的に導入される「調理ロボ」。
職人の「炒める」鍋さばきを再現しているそうです。
タッチパネルに従って具材を投入するだけで料理は完成。
注文から5分ほどで、まさに“出来たて”が店舗で提供されるということです。
このロボットを開発した会社は「炒める」工程のほか、「ゆでる」「揚げる」工程を自動化したロボットも開発。
すでに複数の飲食店でも導入され人手不足の課題にも対応しつつ、人がより活躍できる社会・環境を目指し開発を続けています。
プロジェクト統括部部長・曽我さん:
食の領域はまだまだ人が手作業でやっているところがあって、繰り返しの作業みたいな自動化できるところはまだまだ残っているんじゃないかなと思う。
現在こちらの会社では、段ボール積み下ろし作業を自動で行うロボットも開発しているということです。
「食」以外の分野でも「自動化」がどこまで広がるか注目です。