日本産水産物の輸入再開を発表した中国が、再開へ向けた手続きを更に進めています。
中国の税関当局が日本産のマグロやカニ、ホタテなど449種類の水産物を輸入可能な食品リストに掲載したことが17日までにわかりました。
中国政府は6月29日、福島第一原発の処理水放出に伴い全面停止していた日本産水産物の輸入再開を発表し、その後日本企業3社に中国への輸出を認めたばかりでした。
輸入可能な食品リストへの掲載で、中国側の手続きが更に進んだかたちです。
一方で、福島県や宮城県などの水産物は輸入再開の対象外で、日本政府は撤廃を中国側に求めています。