先月、JR尾道駅付近で警棒や金属バットなどを持って集まった「凶器準備集合」の疑いで、尾道市の不良少年グループに所属する10代の3人が逮捕されました。
「凶器準備集合」の疑いで逮捕されたのは、尾道市に住む17歳と18歳の男子高校生と、16歳の解体作業員の少年です。
警察によりますと、3人は先月21日午後8時ごろ、JR尾道駅の近くの路上で、警棒や金属バット、バールを持って集まった「凶器準備集合」の疑いがもたれています。
目撃者から「少年と思われる複数名が凶器のようなものを持って集まっている」という情報提供をうけた警察が現場に駆け付け、解散させましたが、その後の捜査で、3人は同じ不良少年グループに所属し、ほかの不良グループに危害を加えるために集まったとみられることがわかりました。
警察は捜査に支障が出るとして3人の認否を明らかにしていません。
当時、3人を含め10人前後が集まっていたということで、警察は、3人以外の人物の関与について捜査しています。