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盗撮は「子ども同士の悪ふざけ」?男子生徒の度胸試しが発端となった「男らしさ」の誤解と増える未成年の性加害|FNNプライムオンライン
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盗撮は「子ども同士の悪ふざけ」?男子生徒の度胸試しが発端となった「男らしさ」の誤解と増える未成年の性加害

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盗撮で認め合う「男らしさ」

クリニックにつながるケースに関していえば、中学生より高校生の相談件数が圧倒的に多い傾向にあります。

中学校よりも高校のほうがスマホを学校に持ち込んでもよいケースが多いからだと思いますが、なかでも典型的なのが、男子生徒が同じクラスの女子生徒を興味本位で盗撮するというものです。

過去には、リーダー格の生徒から「お前、クラスメイトをこっそり撮影してこいよ」などと度胸試しのように指示を出され、それがきっかけで盗撮行為を繰り返すようになったケースがありました。

度胸試しのような指示から盗撮行為を繰り返すことも(画像:イメージ)
度胸試しのような指示から盗撮行為を繰り返すことも(画像:イメージ)

指示された男子生徒は、それを拒否していじめのターゲットになることを恐れて、盗撮行為を始めたといいます。彼は盗撮した画像を見せた他の男子たちから「お前すごいな!」「度胸あるな」「さすが男だな!」と称賛されたそうです。

この盗撮画像データはリーダー格の生徒を中心とするLINEグループで共有されました。加害者の男子生徒も指令を無事に実行したことから、LINEグループの仲間入りを果たすことができたのです。

しかし、要求はさらにエスカレートし、盗撮行為の回数は増えていきました。やがて通学中の駅など学校外でも盗撮行為をするようになり、逮捕されたときにはカメラロールに膨大な画像や動画データが残っている状態でした。

私がクリニックで面談をした際、その生徒は「集団から男として認められ、仲間に入れてもらった感覚があった」と話していました。

最初から盗撮行為そのものに興味があったというよりも、盗撮をすることが自分を「男として認めてもらう」ための手段、つまり承認欲求が満たされることが重要な強化子になっていたのです。

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