静岡県伊東市の美術館でいま両腕を失った画家水村喜一郎の展示会が開かれています。
東京都出身の水村喜一郎は幼い頃から画家を夢を見ていて、9歳の時、感電事故で両腕を失ったあとは口に絵筆をくわえ作品を手がけてきました。
会場には7歳ごろに描いたキリンの作品から油絵やデッサンなど最近のものまで、約50点が展示されています。
訪れた人は力強い色彩で描かれた作品に見入っている様子でした。
来場者:
普通でも(線を)真っすぐ書くのは至難の業。真っすぐと横、普通に書けるのはすごい
この「水村喜一郎展 生きて、旅して、絵を描いて…」は伊東市の池田20世紀美術館で10月14日まで開催されています。