航空自衛隊のアクロバット飛行隊「ブルーインパルス」が12日午後、大阪・関西万博の会場上空で展示飛行を行いました。
午後3時ごろ、大阪・関西万博の空に、待ち望んだブルーインパルスが姿を現しました。
青と白のコントラストが鮮やかな6機の機体が、美しいフォーメーションを組んで、青空が広がる夢洲上空に現れると、万博会場を訪れた人たちから歓声があがりました。
ブルーインパルの大阪での飛行は1990年の「花博」以来35年ぶりで、白煙をなびかせながら、華麗なアクロバット飛行を披露しました。
当初は4月の「開幕日」に予定されていたものの、悪天候で中止となっていた展示飛行。今回の飛行は、吉村洋文大阪府知事が防衛省に要望し、実現に向けて調整が進められていました。
ブルーインパルスは、万博会場だけでなく、大阪府内名所の上空も飛行しました。
関西空港を離陸後、大阪城や太陽の塔といったランドマークを巡り万博を盛り上げました。
明日も午後3時から、同様の展示飛行が予定されています。