国や四国4県などで作る「吉野川水系水利用連絡協議会」は7月11日、早明浦ダム(高知)の貯水率低下が懸念されるとして、高松市で14日に幹事会を開くと発表しました。今後の取水制限などについて話し合われる見通しです。
過去にこの会議が開かれた際は制限の開始時期などが決められていて、2024年に第1次取水制限が行われた際は、ダムの貯水率が60%程度になった時点で、香川用水などで取水制限に入ることが決まっています。決定事項は7月16日に発表されます。
香川県の主な水源となっている早明浦ダムの貯水率は11日午前0時現在、80.7%(平年87.7%)です。吉野川上流域の7月の降水量は11日午前0時までの時点で20.5ミリ(平年397.4ミリ)となっています。