7月10日、新潟県胎内市の中学校で浴衣の着付けを学ぶ授業が行われ、生徒たちは涼しげな浴衣を身にまとい、日本の伝統文化に触れていました。

10日、胎内市の築地中学校で行われた浴衣の着付け体験。日本の伝統的な衣文化を学ぶ家庭科の授業の一環で行われました。

時代の変化とともに着る機会が少なくなったとも言われる浴衣。実際に着るのは初めてという生徒も多く、講師に教えてもらいながらの着付けでも大苦戦の様子。あまりの難しさに手が止まってしまう生徒もいました。

【藤森麻友アナウンサー】
「浴衣を着るポイントは、胸元に右手が入るように。そして帯は蝶々結びのように。そういった点を教わりながら、生徒たちは浴衣をきれいに着ることができました」

約40分かけてようやく浴衣を着付けた生徒たちは…

【生徒】
「浴衣を着るのは初めて。腰回りの帯を巻くところが難しかった」

【生徒】
「(浴衣を着てみて)すごく新鮮な気持ちになった。少し小さいが、浴衣が家にあったような気がするので、築地祭りに着ていきたい」

苦労もありましたが、涼しげな浴衣に身を包み、その魅力を感じたようです。

【着付け講師 斉藤文先生】
「伝統文化の一つだということを考えてほしい。着物はだんだん遠のいている、忘れがちになっていると思う。だから家に帰って、タンスから出してもらって(家族で)見てほしい」

生徒たちは長く継承されてきた日本の衣文化の一端に触れ楽しんでいました。

NST新潟総合テレビ
NST新潟総合テレビ

新潟の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。