続いては参議院選挙です。公示から1週間が経ち、各候補県内各地で奔走する中、候補者の支持拡大を後押ししようと大物議員が続々と佐賀入りしました。1週間の動きを追いました。
【自民・現・山下雄平候補】
「皆さんから色んな思いを聞いてきました、宿題はたくさんあります、課題はたくさんあります、だからこそ私は負けられない、皆さんの思いを少しでも形にするために」
自民党・現職の山下雄平さん。
全国的に自民党への逆風が吹く中、9日は、石破総理が佐賀市に駆けつけ約700人に対して支援を強く呼びかけました。
【石破総理】
「佐賀の農業を日本全体に広げ、佐賀の農業者の幸せを実現し、それを日本に広げるのは山下雄平の使命であります、あえて申し上げます、助けてください、山下のためではありません、日本のために」
また、先週土曜日に鹿島市で開かれた決起大会には福岡厚生労働大臣が駆けつけ、「佐賀で議席を落とすようなことあれば自民党は今回の選挙で大敗する」と危機感をあらわにしています。
現職であることに気を緩めず3回目の当選を目指して、大物からの声援を背に残りの選挙戦も駆け抜けます。
【立憲・新・富永明美候補】
「子供たちが希望を持って生きていける社会を残したい、その思いが私の原点であります」
立憲民主党の新人・富永明美さん。
7月4日、佐賀市で開かれた集会には選挙戦2日目にして党のトップ野田佳彦代表が応援に駆けつけました。
野田代表は集まった約160人に向けて支援を呼びかけ、富永さんと固い握手を交わしました。
【野田佳彦代表】
「九州の1人区は接戦区が多い、佐賀も含めて。十分勝機のある選挙区だと思っているので重点区としてやってきた」
また、その翌日には鹿島市での総決起大会に小川淳也幹事長が訪れ、「難しい佐賀選挙区だからこそ先頭に立ち、国民の代弁者として国会で一緒に働きましょう」と富永さんを後押ししました。
【参政・新・下吹越優也候補】
「一般の国民の方々に政治に参加してほしいんです。みなさんに政治に参加してほしいんです。ありがとうございます」
参政党新人の下吹越優也さん。
公示日の翌日には、去年の衆院選で初当選した吉川里奈議員も応援に駆け付けました。
【吉川里奈議員】
「佐賀県のみなさんにお選びいただきたいのは、下吹越優也です」
連日の炎天下の中、県内各地をまわり、減税政策や行き過ぎた外国人の受け入れ反対など、「日本人ファースト」を掲げて、初当選を目指します。
【NHK党・新松尾芳治候補】
「生活を変えるためには今での投票と同じことをしていてはだめなんです。だからこそ今、みなさんに今の自民党にNOだと日本を愛する、日本を守りたいそう言っている政党にきちんと投票すること」
NHK党の新人・松尾芳治さん。
平日は自身のYoutubeチャンネルに動画を投稿して選挙戦に挑む中、この週末は伊万里駅や佐賀駅などに立ち、通行する人などに自身の公約を訴えていました。
また、週末も欠かさず動画を投稿し独自の選挙戦を続けています。
参議院選挙の投票日は7月20日で即日開票されます。
サガテレビでは当日、午後7時58分から参院選の特別番組を放送し選挙事務所からの中継や解説を交えて開票速報をお伝えします。