7月10日の福島県内は大気の状態が非常に不安定となり、各地で大雨警報が出る荒れた天気となった。
白河市付近と泉崎村付近に発表されたのは、数年に一度程度の大雨を示す「記録的短時間大雨情報」。雨雲がかかり続けた結果、午後1時20分までの1時間に約110ミリの猛烈な雨が降ったとみられている。
5段階の警戒レベルで「4」に相当する「土砂災害警戒情報」が一時白河市などに出され、災害発生の危険度が高まった。

「記録的短時間大雨情報」は、9日夜にも郡山市付近で相次いで発表された。福島県内に連日大雨をもたらしたのは、梅雨前線の南下などにより非常に不安定になった大気の状態。この雨により、県内では最大で4900軒の停電が発生した。
大雨は10日夜まで注意が必要だ。

福島テレビ
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