長野県内の「リンゴ病」の患者が8週連続で「警報レベル」を超えています。

頬などに発疹が現れる「伝染性紅斑」いわゆる「リンゴ病」の7月6日までの1週間の患者数は1医療機関あたり4.88人で、前の週を0.47人上回り、8週連続で警報レベルを超えました。

感染は子どもが中心ですが、妊婦は流産などの恐れがあり、県は手洗いなどを呼びかけています。

激しい咳が続く「百日ぜき」は67人で、前の週と変わりませんでした。

2025年の累計は645人で、2024年の33人を大きく上回り、2018年の調査開始以来最多となっています。

生後6ヵ月以下の乳児は重症化することもあり、県は予防接種や早めの受診を呼びかけています。

長野放送
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