イエメンの親イラン武装組織フーシ派が8日、ギリシャの企業が運航する貨物船を沈没させた映像を公開しました。
映像では、紅海を航行していたギリシャの海運企業の貨物船「マジック・シーズ」号に6日、フーシ派の戦闘員が乗り込み占拠した後、船の周囲で爆発が起き、最終的に沈没する様子が確認できます。
フーシ派は「マジック・シーズ」号が敵対するイスラエルの港を使用していたと主張していて、乗組員を下船させたうえでドローンなどで攻撃したと発表しました。
フーシ派による紅海での攻撃は2025年、初めてと見られます。
フーシ派は5月、アメリカと停戦で合意しましたが、パレスチナ自治区ガザへの攻撃を続けるイスラエルに関連する船舶への攻撃は続けると宣言していました。