アメリカのトランプ大統領は、8月1日としている日本などへの相互関税の一時停止期限について、さらなる延長はしない考えを強調しました。

トランプ大統領は8月1日に延長した相互関税の上乗せ分の停止期限について8日、自身のSNSに「この日付に変更はない」「延長は認められない」などと投稿し、交渉を続ける日本などに対してさらに圧力を強めました。

トランプ大統領は日本からの輸入品に対しては25％の関税を課すと通知していて、8日の閣僚会議ではEU（ヨーロッパ連合）に対しても2日以内に関税を通知する意向を明らかにしました。

こうした中、アメリカのブルームバーグ通信は8日、日本との関税交渉で交渉役となっているベッセント財務長官が来週、日本を訪問する計画を立てていると報じました。

大阪・関西万博にアメリカ代表団の団長として訪れる予定だということですが、アメリカの政府高官は正式な関税交渉は行わないとしています。

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