モンゴルを訪問中の天皇陛下は、日本が支援しているウランバートルの水道施設を訪問されました。
午後2時ごろ、陛下はウランバートル全体の水道を管理する「上下水道公社」を訪問されました。
ウランバートルの「ゲル地区」では、ほとんどの地区でいまだに水道が整備されておらず、住民は生活用水をくみに行くのが日課となっています。
女子中学生(13)は「1日3回水くみにいきます。そう、大変です。水を運ぶと手と肩が痛くなります」と話していました。
この施設は「ゲル」地区にも安全な水を供給していて、陛下は、給水システムなどを日本が支援していることについて説明を受けられました。
陛下は、「水道管の維持管理はどのように進めているのでしょうか」などと質問を重ねられました。