陸上です。週末、東京国立競技場で行われた日本選手権、多くの広島出身選手が出場しました。

男子100m準決勝には日本記録保持者山縣亮太が出場しました。
6月のレースで日本選手権に照準を合わせると話していた山縣ですが、この日は後半に失速し6位、まさかの結末で決勝進出を逃しました。

【山縣亮太選手】
「本当に悔しいですね。決勝に進出して、世界陸上に向けて少しでも可能性をつなげたかったのですけどそれがかなわなくて一緒に頑張ってきてくれたチームメートに申し訳ないです」

続いて女子100m広島皆実高校の松本真奈が決勝に進出しました。
高校生3人が決勝に進出し、松本は自己ベストこそ逃したものの、高校生トップの5位でフィニッシュ。今月末のインターハイに弾みをつけました。

女子100mハードルには、日本記録保持者の福部真子が出場しました。
パリオリンピックの後、菊池病を発症し、満足に練習できなかった福部ですが、後半は独走状態、タイムも12秒75で決勝に進出します。

6日に行われた決勝、福部の日本選手権連覇に期待が高まります。病気の影響で日本選手権が今年2戦目のレース。
不安な日々を送った福部ですが、この日も日本記録保持者の意地をみせます。
福部は優勝こそ逃したものの、3位でフィニッシュ。
東京で行われる世界陸上出場に望みをつなぐレースとなりました。

テレビ新広島
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