イスラエルは6日、パレスチナ自治区ガザの停戦案をめぐり、イスラム組織ハマスが一部修正を求めていることに対して「受け入れられない」と反発しています。

一方、イスラエルは6日、交渉団を仲介国カタールに派遣していて協議を継続する姿勢を見せています。

イスラエルの交渉団は6日、ハマスとガザ地区の停戦案を協議するため、仲介役のカタールに向けて出発しました。

停戦案をめぐっては、アラブメディアはハマスが「イスラエル軍の一部撤退」や「人道支援体制の見直し」など修正を求めているとしています。

一方、イスラエルは5日、これらの修正は「受け入れられない」と反発していて、協議は難航するとみられます。

こうした中、イスラエルのネタニヤフ首相は6日、トランプ大統領と会談するためアメリカに向けて出発する予定です。

イスラエルメディアは、トランプ氏が会談でガザ地区にハマスが残る形でも停戦に合意するよう圧力をかけるとみられると伝えていて、ネタニヤフ氏の対応が注目されます。

フジテレビ
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国際取材部
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