参議院選挙の公示後初めての日曜日の6日夜、与野党の党首が、インターネット討論会で防衛力の強化など安全保障政策について議論しました。
自民党・石破総裁:
防衛力は日本の判断で強化をしなければなりません。国民の生命、財産、そして国の独立。それを守るために全力を尽くすのが政府の責任です。
立憲民主党・野田代表:
専守防衛に徹した防衛力の整備というのは私は必要だと思います。ただ、これはアメリカから言われてやる話じゃなくて、間違ってもトマホークをかつて爆買いしたような、ああいうことはやるべきではない。
日本維新の会・吉村代表:
防衛力の強化は必要です。あわせて憲法9条の改正も必要です。日本の防衛に関する危機感がなさすぎる。スパイ防止法、やるべきことは本当にたくさんあると思います。
公明党・斉藤代表:
必要な防衛力をきちっと整備していかなければいけない。それと同時に外交努力、対話を常にしていく。
国民民主党・玉木代表:
予算を使って税金を使ってアメリカから完成品を買うだけでは、本当の意味の自衛力が高まらない。国内の防衛産業の育成、スタートアップも含めて、これが極めて重要だと思います。
共産党・田村委員長:
外国を攻撃するミサイルを大量に配備しようとしてるんですよ。これは防衛力なんでしょうか。やはり争いごとを絶対に戦争にしないための外交、これしかない。
れいわ新選組・山本代表:
アメリカとの地位協定の中には拒否権というものが含まれてない。日本国内の米軍基地から、どこが他国に攻撃するということは、日本は今のところ拒否できないはずですよ。アメリカが暴走した時に逆に日本がやられることになる。
参政党・神谷代表:
日本の国防は在日米軍なしでは考えられない状況ですので、この体制を長い時間かかったとしても見直していく。段階的に在日米軍を引いてもらう。あと、日米地位協定を見直す。
社民党・福島党首:
まさに戦争のできる国から戦争する国へ大きくシフトをしています。やるべきは戦争の準備でもなく平和外交で平和をつくっていくことだと思います。
日本保守党・百田代表:
中国はものすごい勢いで軍事力を増してます。もう異常です。これはもうやむなく軍事力を上げないと仕方ない。