鹿児島県十島村で6日午後2時すぎ、最大震度5強を観測する地震が相次いで2回発生しました。
気象庁は引き続き、当分の間、震度6弱程度の地震への注意を呼びかけています。
6日午後2時1分と2時7分、トカラ列島近海を震源とする地震があり、十島村で震度5強を相次いで観測したことを受け、気象庁が会見を行いました。
気象庁地震津波監視課の海老田綾貴課長は会見で、「揺れの強かった地域では家の倒壊や土砂災害の危険性があります。今後の地震や雨の状況に十分注意をしてください」と呼びかけました。
この地域では6月21日から地震活動が活発になっていて、震度1以上の揺れを観測した地震は6日午後3時までで1500回となっています。
気象庁は当分の間、最大震度6弱程度の地震に注意し、危険な場所に立ち入らないなど、身の安全を図るよう呼びかけています。