アメリカ南部テキサス州で4日に起きた洪水で、これまでの死者数が50人を超え、依然として少女ら29人が行方不明になっています。
テキサス州カービル市などで4日未明に起きた洪水の被害はさらに拡大しています。
現地メディアなどによりますと、洪水による死者はこれまでに子供15人を含む50人以上にのぼっています。
また、現地にキャンプに来ていた少女ら27人の団体を含む29人が行方不明で、捜索・救助活動が続けられています。
現場はキャンプ場が密集する地域で、当時は7月4日の独立記念日の連休を利用し、多くの人が川沿いにキャンピングカーで訪れていました。
多くの人的被害が出ているなか現地当局は当時の気象状況について、「予測ができなかった」と説明しました。
また警報が頻繁に出されていなかったことについては「警報を出し続けると『オオカミ少年』と同じで市民が耳を傾けなくなる」と主張しました。
現地当局は、どれくらいの人が当時現地に入っていたのか把握できていないということで、被害が拡大するものとみられています。
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