強い毒性のあるバイカルハナウドとみられる植物が北海道札幌市で見つかるなか、北見市でも目撃が相次ぎ、市民から市に問合せが寄せられています。
札幌市の北海道大学構内や白石区のサイクリングロード周辺で見つかった、バイカルハナウドとみられる植物。
北見市でも7月3日、市内5か所によく似た植物があると通報が寄せられました。
「中学生が通学する場所なので念のために市に連絡しました」(通報した人)
見つかった植物は高さが1メートル以下で、葉の形状などからバイカルハナウドの可能性は低いと見られていますが、特定はできていないことから、市では見かけても触れないよう注意を呼びかけています。
北海道には、形状がよく似たオオハナウドが自生していますが、バイカルハナウドの場合は、背丈が2メートル以上と大きく、茎に紫色の斑点があり、ギザギサが深い葉を持ち、7月初旬に白い花が咲くのが特徴だということです。