阪神淡路大震災と東日本大震災の2つの被災地の作家によるアート作品の交流展が気仙沼市で開かれています。
この作品展は、東日本大震災後に気仙沼市で支援に携わった神戸のアート作家との交流を機に始まり、3回目の今回は初めて気仙沼市で開かれました。
会場には33人の作家が描いた油絵や水彩画、アクリル画など、あわせて76点が展示されています。
こちらは神戸の作家による粘土を使った「クレイ作品」です。アリがお菓子に群がる様子を立体的に描いています。
また、気嵐が湧き出る港を描いた気仙沼らしい絵画なども並んでいます。
訪れた人たちは、個性豊かな作品を熱心に鑑賞していました。
訪れた人
「被災して本当にやっていいかのかどうか、迷いの中で続けているのは、すごいことだと思う」
「被災してそこから立ち上がる、何かみなぎるものを感じる」
2つの被災地で活動する作家の交流展は、7月6日まで気仙沼中央公民館で開かれています。